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緒方貴臣監督『シンデレラガール』が5月に東京凱旋上映 主演・伊礼姫奈さんが喜びのコメント

 伊礼姫奈さんが「義足の高校生モデル」を演じた緒方貴臣監督最新作『シンデレラガール』が5月24日よりMorc阿佐ヶ谷で東京凱旋上映されることが決定し、伊礼さんが再上映にあたってのコメントを発表しています。

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『シンデレラガール』場面写真。伊礼姫奈さん演じる主人公・佐々木音羽

 『シンデレラガール』は、実際の育児放棄事件を題材とした『子宮に沈める』(2013年)や、ネットやメディアの加虐性を描いた『飢えたライオン』(2017年)など、現代社会の陰の部分に鋭い視線を投げる緒方貴臣監督の最新作。
 幼いころに病気で片脚を切断した経験を持つ高校生でファッションモデルの主人公・音羽(おとは)が、さまざまな経験の中で自身の義足を個性として捉え直していく心の変化が、観客を惑わすような手法も用いて描かれていきます。

 主人公の佐々木音羽を演じるのは、現在公開中の『毒娘』(2024年/内藤瑛亮監督)で鮮烈な印象を残すキャラクター“ちーちゃん”を演じて話題の伊礼姫奈(いれい・ひめな)さん。
 そして、音羽に大きな影響を与えるデザイナー・五十嵐衣織を筒井真理子さん、音羽のマネージャー・木村唯を辻千恵さんが演じるほか、泉マリンさん、太田将熙さん、輝有子(きい・ゆうこ)さんらの実力派や、今後の活躍が期待される佐月絵美さん、三原羽衣(みはら・うい)さん、田口音羽さんらが出演しています。

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『シンデレラガール』場面写真。筒井真理子さん演じるデザイナー・五十嵐(左)

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『シンデレラガール』場面写真。伊礼姫奈さん演じる音羽(左)と辻千恵さん演じるマネージャー・木村唯

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『シンデレラガール』場面写真。伊礼姫奈さん演じる音羽(右)と太田将熙さん演じる医師・内藤重樹

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『シンデレラガール』場面写真。佐月絵美さん演じる小野朱里(後列左)、伊礼姫奈さん演じる音羽(後列右)、田口音羽さん演じる七海(前列左)、三原羽衣さん演じる美咲

 昨年11月に東京で公開されたのち全国順次公開され、全国14館での上映を終えた『シンデレラガール』が、5月24日金曜日より30日木曜日までMorc阿佐ヶ谷にて凱旋上映され、初公開より約半年を経て再び東京での公開を迎えます。
 今回の凱旋上映にあたっては、伊礼姫奈さんやスタッフ兼任で参加した伊藤由紀さんら『シンデレラガール』に集った俳優たちに今尾偲監督が迫ったドキュメンタリー『私が私である場所』(2023年)も同劇場で上映。1本の劇映画とその制作過程を追ったドキュメンタリー映画の、いわば表裏のような関係にある2本の作品を鑑賞できる機会となっています。

 凱旋上映決定にあたり、主演の伊礼姫奈さんが次のようにコメントを発表しています。

主演(佐々木音羽役):伊礼姫奈さんコメント

上映の回数が増える度に、感想の内容も変わっていって、ちゃんと皆さんに『シンデレラガール』が届いているのだと嬉しく思います。そんな中リバイバル上映が決まったということで、大切な作品を劇場で観ていだけるほど役者として幸せなことはありません。この映画は観る回数を重ねる度に、受け取るものも変わる映画だと思っています。きっと観終わった後に、残るものがあると思いますので、ぜひ劇場でご覧下さい!
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『シンデレラガール』場面写真。松葉杖で歩く音羽

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『シンデレラガール』の新たな場面写真。包帯姿の音羽

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『シンデレラガール』場面写真。義足を付ける音羽

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『シンデレラガール』場面写真。モデルとして撮影に臨む音羽(モデル中央)

 緒方貴臣監督は「映画館という空間で映画を観ることが重要」という考えを持っており、映画館での鑑賞はきっと『シンデレラガール』の魅力を最大限に受け取る体験となるはずです。
 緒方監督流の現代のシンデレラストーリー『シンデレラガール』は、Morc阿佐ヶ谷で5月24日金曜日より30日木曜日まで凱旋上映されます。

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『シンデレラガール』場面写真。筒井真理子さんが演じるデザイナー・五十嵐織衣

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『シンデレラガール』場面写真。伊礼姫奈さん演じる音羽(右から2番目)と辻千恵さん演じる唯(一番右)

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『シンデレラガール』場面写真。伊礼姫奈さん演じる音羽(左)と太田将熙さん演じる重樹

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『シンデレラガール』場面写真。伊礼姫奈さん演じる音羽(左)と輝有子さん演じる音羽の母・多佳子(中央)、泉マリンさん演じる看護師・八神桜

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『シンデレラガール』場面写真。辻千恵さん演じる唯(中央)と泉マリンさん演じる桜(左)、輝有子さん演じる音羽の母・多佳子

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『シンデレラガール』の場面写真。伊礼姫奈さん演じる音羽(左)と辻千恵さん演じる唯

【『シンデレラガール』予告編】

『シンデレラガール』ストーリー

12歳の時に病気で⽚脚を切断した音羽。その後も⼊退院を繰り返し、中学校の卒業式にも参加できなかった。そんな⾳⽻のために、クラスメイトたちがサプライズの卒業式を病院の屋上でして、その動画がSNSで話題になり、音羽にモデルのオファーが舞い込む。義⾜の⼥⼦⾼校⽣モデルという特異性もあり、一時的に注⽬されるも、その後のモデルとしての仕事は義⾜を隠したものばかりだった。
⼀⽅、マネージャー・唯は、⾳⽻と一緒に義足のファッションブランドで「義足を障がいの象徴でなく、個性として捉えてほしい」という理念を聞き、⼼を動かされる。義⾜をもっと押し出していこうと決める二人。やがてファッションショーに出演できるチャンスがやってくるが…

ポスター

シンデレラガール

  • 伊礼姫奈
    辻千恵 泉マリン 太田将熙 輝有子
    佐月絵美 三原羽衣 田口音羽 山本海里 梶刀織
    アライジン 小関翔太 イトウハルヒ 中村颯夢 嶋貫妃夏
    筒井真理子

  • 監督:緒方貴臣
  • 脚本:脇坂豊/緒方貴臣
  • 撮影監督:根岸憲一
  • 照明:佐藤仁
  • 録音・MA:岸川達也
  • 助監督:中根克
  • 美術:ぐちこ/榎本桜
  • スタイリスト:後原利基
  • ヘアメイク:Risa CHINO
  • 小道具:伊藤由紀
  • 編集:澤井祐美
  • 音楽:田中マコト/菱野洋平(WALL)
  • 制作:杉山晴香/箱田准一/長谷川穣
  • 義足監修:臼井二美男
  • グラフィックデザイン:木下デザイン事務所
  • プロデューサー:榎本桜/緒方貴臣/塩月隆史/杉山晴香/夏原健/森山風歩
  • 製作:paranoidkitchen/リアルメーカーズ/ラフター
  • 配給:ミカタ・エンターテイメント

  • 2023年/カラー/16:9/5.1ch/61分

2024年5月24日(金)より30日(木)まで Morc阿佐ヶ谷にて上映

『私が私である場所』ストーリー

日本の俳優、タレント人口数およそ24000人(WEB調べ参照)。TVなどで活躍する俳優ですら、ほとんどの俳優はまだまだ世間には認知されていない程に人口は多い。特に「インディーズ映画」と呼ばれる低予算映画には、タレント名鑑などにも記載されていない名もなき俳優たちが多く集まっている。そこには一体どんなドラマが隠されているのだろうか?
緒方貴臣監督の新作映画『シンデレラガール』は、主役から脇役までほぼ全ての役をオーディションで選出。応募総数約2000名以上の中から主役に選ばれたのは16歳(当時)にして、すでに10年以上のキャリアを持つ伊礼姫奈だった。その一方で、この映画のスタッフとして働きながら、セリフのない役を演じる俳優たちがいた。それは必ずしも陽の当たる役ではない。しかし一つの役を大切に扱い、懸命に役を演じていく。様々な環境や立場で参加する俳優たちは一体何を目指し、何を感じ、俳優人生を過ごしているのか…インディーズ映画に集まる俳優たちの光と影、そして夢を追う彼らの今を追った。
ポスター

私が私である場所

  • 伊藤由紀 伊礼姫奈
    辻千恵 佐月絵美 杉山晴香 アライジン 榎本桜

  • 監督・撮影・編集:今尾偲
  • 第二班撮影:林純也/青木大使
  • 音楽:蓑田峻平
  • 整音:蛯原浩彦
  • ロゴデザイン協力:加納和可子  
  • ホームページデザイン:VICENTE
  • ポスター&チラシデザイン:反町正大(バラモン)
  • 協力:映画『シンデレラガール』/映画『イエローマーガリン』 映画『サプライズズズ~パリピの誕パがループでPONPON!!~』
  • プロデューサー:榎本桜/今尾偲
  • 制作:リアルメーカーズ
  • 配給:ミカタ・エンタテインメント
  • 企画:Office BUREAU

  • 2023年/カラー/16:9/ステレオ/87分

2024年5月24日(金)より30日(木)まで Morc阿佐ヶ谷にて上映

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