1月25日に公開の迫った木場明義監督新作『タイムマシンガール』から、葵うたのさん演じる主人公と高鶴桃羽さん演じる後輩の「逃走シーン」を切り取った本編映像第二弾が解禁されました。
『サイキッカーZ』(2021年)『エスパーX探偵社~さよならのさがしもの~』(2023年)など、SF・ファンタジーの要素を日常に注ぎ込んだコメディタッチの作品で人気の木場明義(こば・あきよし)監督の新作『タイムマシンガール』は、ビックリするとタイムスリップする体質になってしまったOL・星野可子と、その後輩・山本千鶴が、タイムスリップによる騒動に悪戦苦闘する「不意打ちタイムスリップストーリー」。
主人公の星野可子を「ミスマガジン2020」ベスト16選出後『レッドブリッジ』シリーズ(2022年/山嵜晋平監督)など映画やテレビドラマで女優として活躍する葵うたのさんが演じ、可子の職場の後輩で行動をともにする山本千鶴をバレリーナ・アイドル・モデル・女優と多彩に活動する高鶴桃羽(たかつる・ももは)さんが演じています。
このほど解禁された本編映像第二弾は、タイムスリップを利用して競輪で一儲けした上機嫌の可子と千鶴が、怪しい男が見ているのに気づいて立ち去ろうとするが、男は追い掛けてきて……という場面。
浮かれる千鶴の計算間違いにさり気なくツッコむ可子や、寿司を食べに行こうと提案する千鶴と乗っかる可子、男に気づいて冷静な判断をする可子、わざとらしく「自然な」演技をするふたりと、先ごろ解禁された本編映像第一弾とは違った角度で可子と千鶴それぞれのキャラクターやふたりの関係性を感じさせる映像となっています。
本編映像第二弾に登場する、可子と千鶴を追いかける怪しい男=安野時夫(あんの・ときお)を演じているのは落語家の立川志の太郎さん。
ほかにも、発明家の井手泰人役に「仮面ライダーW」仮面ライダーアクセル=照井竜約などで知られる木ノ本嶺浩さん、可子と千鶴の会社の上司・新木珠江役に“惡斗”のリングネームでプロレスラーとしても活躍する安川結花さん、カウンセラー役に元アイドルグループ・でんぱ組.incの鹿目凛(かなめ・りん)さん、可子と関わりを持つ女性・駿河満寿美役に長いキャリアを持つ遠山景織子さんら、多彩なキャストが集結。そのバラエティにとんだキャストも『タイムマシンガール』の大きな魅力となっています。
『タイムマシンガール』場面写真。葵うたのさんが演じる主人公・星野可子
『タイムマシンガール』場面写真。高鶴桃羽さん演じる山本千鶴(右)と、立川志の太郎さん演じる安野時夫
『タイムマシンガール』場面写真。木ノ本嶺浩さんが演じる発明家の井手泰人
『タイムマシンガール』場面写真。遠山景織子さん演じる駿河満寿美
『タイムマシンガール』場面写真。安川結花/惡斗さんが演じる新木珠江
『タイムマシンガール』場面写真。元でんぱ組.incの鹿目凛さんが演じるカウンセラー
主人公・可子の「プロレス好き」という設定をリアルに表現するため、女子プロレス団体・アクトレスガールズの協力のもと、迫力ある試合場面を実現しているのも見どころのひとつ。
SFであると同時に女性同士の友情物語であり、先輩後輩コンビが奮闘するバディムービーでもある『タイムマシンガール』は、1月25日土曜日より東京の池袋シネマ・ロサ、2月7日金曜日より栃木の宇都宮ヒカリ座でそれぞれ公開されるほか、全国順次公開。池袋シネマ・ロサでは初日の25日にキャストと監督が登壇しての舞台あいさつがおこなわれます。
また、シネマ・ロサでは公開を記念した木場監督の過去作の特集上映が1月24日金曜日まで開催されています。