京都の介護施設を舞台に「生と死」を深く、あたたかく描く『また逢いましょう』が7月19日に公開されるのを前に、主演の大西礼芳さんがイラストを手がけた新ポスターと、大西さん演じる主人公のマンガ執筆シーンやピアノ演奏シーンも含まれた予告編などが解禁されました。
『また逢いましょう』は、主人公の売れないマンガ家・夏川優希が、事故で半身不随となった父親に付き添って通う介護施設の人々と触れ合っていく姿を通して、人間の「生と死」を独自の視点で描いていく作品。
京都で実際にデイケア施設を運営する伊藤芳宏さんの著書「生の希望 死の輝き 人間の在り方をひも解く」を原案に、京都と東京を拠点に『嵐電』(2019年/鈴木卓爾監督)など数々の映画を企画・プロデュースしてきた西田宣善監督がメガホンをとってフィクションとして映画化。『夜明けまでバス停で』(2022年/高橋伴明監督)で多くの脚本賞を受賞した梶原阿貴さんが脚本を担当するとともにアソシエイトプロデューサーをつとめています。
主人公のマンガ家・夏川優希を演じるのは『STRANGERS』(2023年/池田健太監督)『初級演技レッスン』(2024年/串田壮史監督)と主演・準主演作の公開が続く大西礼芳(おおにし・あやか)さん。自身のキャリアで重要な作品である『嵐電』『夜明けまでバス停で』のプロデューサー・脚本家が手がける作品で縁に結ばれた主演をつとめています。
もともとイラストやマンガを描くことを趣味としており、SNSで自作のマンガを掲載することもある大西さんは、劇中で優希が描くマンガを自ら描いているのに加え、ポスターのイラストも担当。大西さんの手によりイラスト化された登場人物たちがあたたかな空気を伝えるポスターが完成しました。
さらに、優希が「クロネコ・ポンチ」のペンネームで発表するマンガとして登場する、大西さん作のマンガ原稿の画像も公開されました。