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道川内蒼監督『隣のサンズイ』9月13日よりシネマ・ロサで公開 “彼らの夏”が滲むポスターなど解禁

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解禁された『隣のサンズイ』メインヴィジュアル ©「隣のサンズイ」製作委員会(※クリックで拡大します)

 俳優として活躍する道川内蒼監督の初監督作品『隣のサンズイ』が、9月13日より東京の池袋シネマ・ロサで2週間にわたり公開されることが発表され、メインヴィジュアルと予告編、アザーヴィジュアルが解禁されました。

 『隣のサンズイ』は、道川内蒼(みちかわうち・そう)監督と小原澤遼典(こはらざわ・りょうすけ)さん、大畑優衣さんの若手俳優3人と、撮影当時は映像学校在学中だった撮影の池田啓将さんの4人が中心となって制作された、自主制作の中編作品。
 道川内監督の実体験をもとに、幼なじみの青年・流と涼、流の恋人の菜奈の3人が過ごす夏を通して“ともに生きるもの”を等身大に描いた作品で、流を道川内監督、涼を小原澤さん、菜奈を大原さんが演じています。

 はままつ映画祭2023で大賞に輝いたのをはじめ、第8回杉並ヒーロー映画祭観客賞、第22回中之島映画祭優秀賞、うえだ城下町映画祭第22回自主映画コンテスト入選と、各地の国内映画祭で高く評価されてきた『隣のサンズイ』が、道川内監督、小原澤さん、大原さんの3人が宣伝・配給までをおこなう完全自主体制で劇場公開決定。 インディーズ映画の聖地と呼ばれる東京の池袋シネマ・ロサで公開されることが先日発表されていましたが、第二弾情報として、公開日が9月13日より26日までと決定してことが発表されました。

 公開日発表に合わせて解禁されたメインヴィジュアルは、水平線の見える砂浜に立つ流と涼、菜奈のうしろ姿に「何も 終わっていない。」というコピーが添えられたデザイン。
 同時に解禁された予告編は「なんか、いつかふたりでやりたいよな」「なにを?」「なんかだよ」という涼と流の会話で幕を開け、ふたりと菜奈たちいが過ごす日々、そして彼らを待つものが、東京を拠点に活動するロックバンド・Filmlandが歌う主題歌「Clocks」に乗せて映し出されていきます。
 予告編は『隣のサンズイ』公式SNSで公開されます。

 さらに、アザーヴィジュアル15点も一挙解禁されました。
 アザーヴィジュアルは、劇中のさまざまな場面をポスターと同様のスタイルに仕立てたもので、作品の持つさまざまな表情を見せています。

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解禁された『隣のサンズイ』アザーヴィジュアル ©「隣のサンズイ」製作委員会

 また、劇場公開を応援するクラウドファンディングが現在実施されています。
 6月13日にスタートしたクラウドファンディングは、開始5日目にして当初の目標額を達成しており、現在はストレッチゴールを設定して継続中。実施期間は7月28日23時59分までとなっています。

『隣のサンズイ』クラウドファンディング

 俳優としての道川内監督を知る映画監督:菊地健雄さんが“「この作品には日本映画の未来も可能性も詰まっている」と声を大にして言いたい。”と評する『隣のサンズイ』は、9月13日土曜日より26日金曜日まで、東京のシネマ・ロサ池袋で2週間にわたり上映されます。

『隣のサンズイ』あらすじ

「去年のやつ、まだつくかな」
幼馴染の流と涼。流の恋人の菜奈。
三人は河川敷に集まり、花火に火をつける。
就活に追われる流と涼は、重ねてきた時を経て、それぞれ社会へと出ていく。
変わってゆく生活。交わした言葉。
見えない声と、聞こえない表情。
再び火をつけようと落としたその目の先に彼等は何を見ようとしたのか。
下された結末に浮かび上がった彼等の夏は何も終わっていない。
ポスター

隣のサンズイ

  • 道川内蒼 小原澤遼典 大畑優衣
    片桐伸直 荒井しき 片山健人 森麻里百
    椛田真二 久保木司 高橋幸希 山口良太
    大朏岳優 室井響
    髙橋空

  • 監督・脚本・編集:道川内蒼
  • 監督補:大迫一平
  • 撮影:池田啓将
  • 照明:大間知あかね/大矢琴音
  • 録音:大浦真季/藤澤理紗/若山水都
  • 整音:大浦真季
  • 音楽:成田拓也
  • カラーグレーディング:池田啓将
  • 主題歌:Filmland「Clocks」

  • 2023年/42分

2025年9月13日(土)より26日(金)まで 池袋シネマ・ロサにて上映

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