2025年秋に開催された第38回東京国際映画祭のウィメンズ・エンパワーメント部門で上映され注目を集めた野本梢監督『藍反射』(らんはんしゃ)が2026年3月6日に公開されるのを前に、予告編が解禁されました。
『藍反射』は、26歳で難治性の不妊症と診断された経験を持つ気象キャスターの千種ゆり子(ちぐさ・ゆりこ)さんが、自らの経験を伝えることが誰かの助けになればと映画製作を決意。社会の課題を独自の視点で描いてきた野本梢監督やエグゼクティブプロデューサーの稲村久美子さんとともに、ひとつの診断をきっかけに「当たり前だったはずの未来が揺らぐ」女性を主人公にした、より普遍的な物語として『藍反射』を生み出しました。
充実した日々を送る中、予期せぬ診断を受ける主人公・深山はるかを演じるのは、第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門正式出品作『溶ける』(2016年/井樫彩監督)主演の道田里羽(みちだ・りう)さん。
はるかが出会う中学生・牧優佳里には『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020年/瀬田なつき監督)の滝澤エリカさん。
解禁された予告編は「私、たいていのことはなんとかなるって思ってた」というはるかのセリフで幕を開け、仕事やボランティア活動に勤しみつつ恋人との関係も良好なはるかの日常や、はるかにとって結婚や出産が身近なものであることを感じさせる友人たちとの描写に続き、はるかの何気ない言葉に友人の香織が浮かべる表情と香織が伝えるメッセージ、そして重要な場でのある出来事と、はるかの日常が変わっていく兆しが。後半は、卵子凍結に関する動画を見るはるかや、妊娠について調べる優佳里と、女性の抱える問題を感じさせる描写や、苛立ちを見せる恋人の誠治の姿なども描かれていきます。作品に寄せられたコメントを折り込みながら、はるかがさまざまな登場人物たちとの関係の中で惑いつつも前を向いていくことを感じさせる、優しく繊細な映像となっています。
また、予告編とともに、作品のフライヤー画像も解禁されました。
※予告編で紹介されているお笑い芸人・バービーさんやタレント・山崎怜奈さんのコメント全文は、公開決定の記事に掲載しています。


