ケータイ刑事 THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘！ゴルゴダの森
監督：田沢幸治
出演：小出早織 夏帆 松崎しげる 国広富之 ほか
２００７年３月10日(土)より新宿トーアほかにてロードショー
２００７年／日本／カラー／35mm／ビスタサイズ／１０２分
ＩＱ１８０の頭脳と携帯電話を武器に難事件に挑むヒロインの姿を描いたドラマ「ケータイ刑事」。２００２年の第１作「ケータイ刑事 銭形愛」以来、ヒロインを交代しつつ現在まで続いている人気シリーズの映画化第２弾が登場します。
今作では、小出早織が演じる最新シリーズのヒロイン・銭形雷と、夏帆が演じる第４シリーズのヒロインで映画は第１作に続いての出演となる銭形零が初共演。ドラマ「電車男」や「１リットルの涙」「恋する日曜日」などで注目を集め、連続ドラマ初主演となった「ケータイ刑事 銭形雷」で女優としての才能を開花させた小出早織と、同じように「ケータイ刑事 銭形零」で初主演ののち、映画『小さき勇者たち 〜GAMERA〜』やドラマ「プリマダム」「女王の教室」などで15歳にして目覚ましい活躍を見せる夏帆。次代の映画＆ドラマ界を担うフレッシュなふたりが、華麗なコンビプレイでスクリーンを彩ります。
ふたりとともに捜査に当たるのは、「銭形雷」でトミーこと岡野富夫を演じた国広富之と、シリーズ初登場となる松崎しげる。もちろん松崎も国広と同様、往年の人気刑事ドラマ「噂の刑事トミーとマツ」で演じた「マツ」こと「松山進」の役名で出演します。25年ぶりに共演が実現した「トミーとマツ」が、どんなトラブルを巻き起こし、いかなる活躍をするのか、乞うご期待です。さらに鑑識・柴田束志役の大堀こういちや、前作の映画でお目見えした警視庁副総監・難波一弘役の宍戸錠など、おなじみのメンバーも登場。かたや敵役としては石川五右衛門の子孫・石川小百合役として星野真里が出演。ストーリーを大いに盛り上げます。
脚本はシリーズすべての脚本監修的な役割を果たしている林誠人が映画第１作に続いて担当。そしてテレビ全シリーズに監督として携わってきた田沢幸治が、待望の劇場作品監督デビューを果たします。
今作で最大の見せ場となるのが、シリーズ初となるケータイ刑事同士の決闘シーン。雷vs零、そしてトミーvsマツの、前代未聞の対決が実現します。そして明るくポップなテレビシリーズのテイストはそのままに、思わずニヤリとするような“仕掛け”も盛りだくさん。笑って泣けて、感動する最高のエンターテイメントに仕上がりました。
銭形雷（小出早織）、17歳。銭形零（夏帆）、15歳。警視総監を祖父に持ち、従姉妹にして、刑事。事件が起きればいかなるときでも現場に走り、人並み外れた推理で謎を解く。しかし、彼女たちが刑事であることは、誰も知らない――。
港区赤坂にある“ゴルゴダの森”で、岡野刑事（国広富之）が失踪。続いて岡野の足取りを追っていた雷までも姿を消してしまう。そもそも岡野が森へ向かったのは、人生で最も不吉な星回りにある“多聞殺”の厄払いのためだった。そこで警視庁副総監・難波（宍戸錠）は零を呼び出し、かつて富士見署で岡野とコンビを組んでいた刑事・松山（松崎しげる）と一緒に捜査に当たるよう命じる。岡野と同じように“多聞殺”に見舞われている松山ならば、幾多の災厄の末に最終的には岡野の居場所にたどり着くはず。雷や零の祖父である警視総監がそう考えたというのだ。
狙い通り、零と松山はゴルゴダの森で岡野の手がかりを見つける。そしてふたりの前に雷が姿を現す。しかし、なんと雷は零に襲い掛かるのだった！ 事件の背後では、洗脳を得意とする石川五右衛門の子孫・石川小百合（星野真里）が暗躍していた。石川一族復興のため、銭形一族抹殺を企む小百合。果たして、雷と零を待ち受けるのは!?
