『野球どアホウ未亡人』で注目を集めた小野峻志監督の商業デビュー作となる“スポ根ホラーラブコメ”『翔んだタックル大旋風』が今冬公開されるのを前に、ティザーヴィジュアルと特報映像が解禁されました。
映像制作団体・カブ研究会を率いて映画制作をおこない、インディーズでは異例のヒットとなった『野球どアホウ未亡人』(2023年)で多くの熱狂的なファンを生み出した小野峻志監督。
映画ファンの熱い期待の中、ついに今冬公開を迎える初の商業監督作『翔んだタックル大旋風』は、大学のアメフト部を舞台に、憧れの先輩を追って入部した主人公がマネージャー兼選手としてタックルの練習に明け暮れるスポ根ラブコメに、殺人タックルによる連続惨殺事件の謎が絡んでいくという、前作『野球どアホウ未亡人』に続いてのジャンルレスでカオスな内容が期待される作品。
主演作『オカムロさん』(2022年/松野友喜人監督)や『悪鬼のウイルス』(2025年/松野友喜人監督)で激しいアクションを披露して話題となった女優の吉田怜香さんが主人公の女子大生・秋子を演じるのをはじめ、アメフト部の部長・平山役に平野宏周(ひらの・こうしゅう)さん、秋子の憧れの先輩・吉岡役に金子隼也さん、秋子の親友・百合子役に夏海さん、元・アメフト部員の佐々木役に水石亜飛夢さん、アメフト部顧問・澤田役に佐野史郎さんと、豪華なキャストが集結。
さらに、前作『野球どアホウ未亡人』主演の森山みつきさんとメインキャストの藤田健彦さんが、前作とは違った役で出演しています。
7月までおこなわれていた製作支援クラウドファンディングでは目標額を大きく上回る支援が寄せられ、オリジナル主題歌制作が実現するなど盛り上がりが一層高まる中、待望の映像初公開となる特報映像と、ティザーヴィジュアルが解禁されました。
ティザーヴィジュアルは、血しぶきのついたアメフトヘルメットを被った主人公・秋子の顔のアップに「マジでタックル5秒前。」という、どこかで聞いたことのあるような、若干大丈夫なのかこれと思わなくもないフレーズが添えられ、ポップなロゴも相まって、ホラーテイストがありつつも一筋縄ではいかないデザイン。
特報映像は、不穏な雰囲気の中で登場人物が次々と映し出されていく構成で、冒頭を飾る「ケルベロスの怪人」というセリフや、森山みつきさん演じるスーツに身を包んだキャラクターなど、作品への期待を高める映像となっています。