人気シリーズのファイナル作で鈴木拡樹さんと安井謙太郎さんがダブル主演する『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』(柴﨑貴行監督)が6月13日に公開されるのを前に、作品への期待が高まる本編映像と、登場キャラクターたちの関係性がうかがえる場面写真が解禁。また、劇場での入場者プレゼントが発表されました。
『死神遣いの事件帖 終』は、東映と東映ビデオによる映画(ムービー)と演劇(ステージ)の融合を目指すメディアミックスプロジェクト【東映ムビ✕ステ】で2020年と2022年に公開・上演された「死神遣いの事件帖」シリーズの最新作にしてファイナル作。江戸の世を舞台に、”死神遣い”の探偵・幻士郎と、その相棒の死神・十蘭のコンビが、江戸の町を騒がす謎に立ち向かう姿が描かれていきます。
幻士郎役には舞台「刀剣乱舞」シリーズなど舞台を中心に数々の人気作に出演する鈴木拡樹さん、死神の十蘭をアーティストグループ・7ORDER(セブンオーダー)のリーダーで俳優としての活動も活発な安井謙太郎さんと、シリーズ第1作からのコンビがダブル主演。
さらに崎山つばささん、陳内将さん、小林亮太さんらシリーズ過去作に出演のキャストに加え、ヒロインのおみつ役に元・乃木坂46の生駒里奈さん、最恐の死神・無限狼役に舞台などで活躍する梅津瑞樹さんと、新たなキャストも加わっています。
「しにつか」の略称で親しまれてきたシリーズのファイナル公開を前に、本編映像の一部が解禁されました。
解禁された映像は、普段は人形に収まっている十蘭が人形から出てきて幻士郎と会話を交わしていると、居酒屋の看板娘のおみつがそれを見てビックリ。普通の人には見えないはずの十蘭がおみつやその父親に見えていることに戸惑う幻士郎は慌てて話をそらそうと……という場面。
鈴木拡樹さん演じる幻士郎と安井謙太郎さん演じる十蘭の息のあったやり取りと、生駒里奈さん演じるおみつの元気な町娘っぷりが楽しめ、日本アカデミー賞受賞作『侍タイムスリッパー』(2023年/安田淳一監督)殺陣師役で話題の峰蘭太郎さんもおみつの父親役で登場と、短時間ながら盛りだくさんの内容。そしてさりげなく物語のキーが……という、本編への期待を高める映像となっています。
本編映像とともに、場面写真6点も合わせて解禁されています。
場面写真は、江戸の町を見回る幻士郎と十蘭、不安そうな表情のおみつと彼女を心配する幻士郎の後ろ姿、封印を解かれて復活した最恐の死神・無限狼、崎山つばささん演じる新之助が率いる鬼八一家、死神会合に集まる十蘭と陳内将さん演じる百目鬼たち、なにやら事情がありそうな雰囲気の幻士郎と小林亮太さん演じる亞門と、個性あふれる魅力的なキャラクターたちと、その関係性がうかがえるようなカットが揃っています。
解禁された『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』場面写真。鈴木拡樹さん演じる幻士郎(右)と、安井謙太郎さん演じる十蘭
解禁された『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』場面写真。生駒里奈さん演じるおみつ(右)と、鈴木拡樹さん演じる幻士郎(後ろ姿)
解禁された『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』場面写真。梅津瑞樹さん演じる最恐の死神・無限狼
解禁された『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』場面写真。崎山つばささん演じる新之助(右から2人目)率いる鬼八一家。松浦司さん演じる権左(左端)、松本寛也さん演じる義助(右端)、櫻井圭登さん演じる喜三郎
解禁された『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』場面写真。十蘭(中央)と、陳内将さん演じる百目鬼(左)たち
解禁された『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』場面写真。幻士郎と、小林亮太さん演じる亞門
さらに、公開1週目の入場者プレゼントとして、幻士郎、十蘭、おみつ、無限狼ら、登場キャラクターをあしらった10種類のキャラクタースタンドがランダムで配布されることも発表されました。配布期間は初日の6月13日金曜日より19日木曜日まで(※なくなり次第終了)となっています。
『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』入場者プレゼントのキャタクタースタンド。幻士郎、十蘭、おみつ、無限狼、新之助
『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』入場者プレゼントのキャタクタースタンド。百目鬼、亞門、権左、義助、喜三郎
脚本に『探偵はBARにいる』シリーズなどの須藤泰司さん、監督に「仮面ライダー」「スーパー戦隊」などで知られる柴﨑貴行監督、音楽に劇団・少年社中の音楽を手がけるYODA Kenichiさんと、シリーズ1作目からのスタッフが集結して幻士郎と十蘭の「最後で最高の大仕事」を飾る「しにつか」最新作『死神遣いの事件帖 終(ファイナル)』は、6月13日金曜日より劇場公開。
また、原案に須藤泰司さん、脚本・演出に劇団・少年社中主宰の毛利亘宏さん、音楽にYODA Kenichiさんと、舞台版シリーズ1作目のスタッフが集結した舞台版「死神遣いの事件帖 終(ファイナル)」も8月・9月に上演されます。
映画『死神遣いの事件帖 終』あらすじ
死神遣いとして探偵業を営む幻士郎のもとに新たに舞い込んできた徳川からの依頼。それは、江戸城の宝物殿に忍び込んだ泥棒“銀狐”を捕らえよ、というものだった。そのころ、幻士郎と契約関係にある相棒の死神・十蘭には、冥界に帰らなければならない期日が迫っていた。そして、幻士郎の父・衒太夫と、十蘭の父・光蘭が封じたはずの死神・無限狼の封印が解け…。