江戸川乱歩作品を見津賢さん主演で現代を舞台に映画化した山城達郎監督『白昼夢』が10月31日に公開されるのを前に、ストーリー概要とポスターヴィジュアル、予告編、場面写真などが一挙解禁されました。
『白昼夢』は、日本の推理小説・怪奇幻想小説の祖として知られる江戸川乱歩の没後60年を記念して10月3日より3作連続公開される「RAMPO WORLD」の1作。
ある男が妻殺しを告白する1925年発表の短編「白昼夢」と、覗きが趣味の男が殺人を目撃する1926年発表の長編「湖畔亭事件」の2作品を原案に、他人の隠れた一面を見ることに快感を覚える男と彼が覗き見る夫婦の物語として映画化しています。
主人公の塾講師・渡会を演じるのは見津賢(みつ・さとし)さん。『衝動』(2021年/土井笑生監督)『夜明けのすべて』(2024年/三宅唱監督)やテレビ小説「虎に翼」(2024年)などに出演する実力派が、病的な嗜好を持つ男という役に挑み、映画初主演を飾ります。
渡会が覗き見る階下の真柄夫妻の妻・華恵役には、子役時代から「ぽっかぽか」(1994年)「3年B組金八先生」(第7シリーズ・2004年)など多くのテレビドラマに出演し、近年は舞台でも活躍する上脇結友(かみわき・ゆう)さん。
夫妻の夫・太郎役には『STRANGER』(2023年/池田健太監督)や主演と企画をつとめた『SUPER HAPPY FOREVER』(2024年/五十嵐耕平監督)などに出演する宮田佳典さん。
さらに、近年の日本映画でバイプレイヤーとして存在感を発揮する川瀬陽太さんらが共演しています。
監督は『ダラダラ』(2021年)で監督デビューし『心平』(2023年)で高い評価を得た山城達郎監督。脚本は『ダラダラ』の脚本を手がけ「相棒」「特捜9」など人気シリーズの脚本も担当する川崎龍太さんが担当しています。